
目次
- はじめに
- 1. 「まくり」とは?
- 1-1. まくりの基本
- 1-2. まくりが決まりやすい条件
- 2. 「差し」とは?
- 2-1. 差しの基本
- 2-2. 差しが決まりやすい条件
- 3. 展開予測の極意
- 3-1. 展開の読み方
- 3-2. 実戦的な展開予測
- 4. 具体的な舟券戦略
- 4-1. 回収率を意識した買い方
- まとめ
はじめに
競艇において「インコースが有利」というのは定説であり、多くのファンが1号艇を軸に舟券を組み立てます。しかし、インだけを狙っていては勝ち続けることはできません。オッズが低くなりがちで回収率が伸び悩むだけでなく、展開次第では簡単に1号艇が沈むこともあります。
そこで本記事では、「まくり」「差し」、そして「展開予測」を極めることで、より精度の高い舟券を組み立てる方法を解説します。初心者を超えた中級者以上の方でも驚くような独自の視点を取り入れ、勝負師としての思考法を磨いていきましょう。
1. 「まくり」とは?
1-1. まくりの基本
「まくり」とは、スタート直後の加速を活かし、外からインコースの艇を一気に捲って先頭に立つ戦法です。特に「スピード戦」と呼ばれ、スリットの段階で他艇より前に出ている選手が決まり手として使います。
- メリット: 力強い決まり手で、決まると1号艇を含む他の艇が全滅することも多い。
- デメリット: まくりに行ったが流れてしまい、差されるリスクもある。
1-2. まくりが決まりやすい条件
まくりが決まりやすい条件を整理すると、以下のようになります。
- スリットで抜け出せるか
- 1号艇のターンが甘いか
- コースによる有利不利
- 風・水面のコンディション
2. 「差し」とは?
2-1. 差しの基本
「差し」は、ターンマークで前を行く艇の内側に入り込んで先頭を奪う戦法です。
- メリット: 一瞬の冷静な判断が必要だが、成功すれば安定して前に出られる。
- デメリット: ターンの精度が高くないと、先行艇に引き離される。
2-2. 差しが決まりやすい条件
- 1号艇のターンが流れるか
- 水面コンディション
- 差し屋の得意な選手か
3. 展開予測の極意
3-1. 展開の読み方
展開を読むためには、次の3つのポイントを押さえておく必要があります。
- 選手のスタート力
- インの信頼度
- まくり・差しの成功率
3-2. 実戦的な展開予測
- スリットでインが出遅れたら?
- スタートが横一線の場合
- 荒れ水面・強風時の展開
4. 具体的な舟券戦略
4-1. 回収率を意識した買い方
- 単なる「1-2-3」ではなく展開を読む
- 例:「4-5-全」「3-6-全」など、穴狙いの舟券を絡める。
- 高配当狙いの組み立て
- まくりや差しが決まりそうなレースで「3-4-全」「4-6-全」などを狙う。
- フォーメーションを活用する
- 1着候補を2~3艇に絞り、2・3着で広めに流す。
まとめ
競艇で勝ち続けるためには、「イン逃げ」だけに頼らず、「まくり」「差し」「展開予測」を徹底的に磨くことが重要です。スリットの傾向や選手の特性、水面コンディションを把握し、展開を正しく読めるようになれば、回収率を大きく向上させることができます。
本記事で紹介した思考法を取り入れ、ぜひ実践で活かしてみてください。勝率だけでなく回収率にもこだわることで、競艇勝負師としてのレベルをさらに高めていきましょう!